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- 2019/12/20
- コラム
誰かに話せる豆知識!各料理の語源
日常でなんとなく食べている料理もなぜその名前なのか考えたことがある方は多くても知っている方は少ないかもしれません。
今回は各料理の語源について記事を書いていこうと思います。
カルボナーラの語源
「カルボナーラ」。これを日本語に直訳すると「炭焼のパスタ」という意味になります。
実はこれカルボナーラに使われるコショウがイタリア語で「石炭」「炭」という意味の”カルボーネ”に似ていることが由来となっています。
アヒージョの語源
スペイン語で「小さなニンニク」という意味を表します。具体的に言うと「刻んだニンニク」を表わす言葉です。日本で言われているアヒージョはにんにくそのもののことなので本来は料理の名前ではありません。スペインでは「アルアヒージョ(al ajillo)」と呼ばれていてalは、「~への」といった意味を表すようです。
マルゲリータピザ
「マルゲリータピザ」の名前の由来はイタリア王妃のマルゲリータ・ディ・サヴォイア=ジェノヴァと言われています。
ピザ職人が、イタリアのウンベルト1世とマルゲリータ王妃をお迎えする料理として、イタリア国旗のカラーでもある「緑・白・赤」をイメージして作られたのが、「マルゲリータピザ」です。
緑はバジル、白はチーズ、赤はトマトでイタリア国旗を表しています。
サラダ
古代ギリシャのローマ時代には、野菜に塩を振りかけて食べる習慣があったそうです。
サラダは英語では「salad(サラド)」、フランス語では「salade(サラード)」です。
ですが、そもそもの語源がラテン語の「sal(サル=塩)」というところにあります。
それに「加える」という意味の「add」を付け足して『salad』という名前になったそうです。
グラタン
グラタンはフランスのドーフィネ地方が発祥の地です。
元々は郷土料理でそれが発達した料理が今のグラタンとなっています。
ベシャメルソースを用いオーブンで焼いた料理を日本では「グラタン」と呼んでいますが、フランス語では、”本来鍋に張り付いたおこげ”という意味でもあり、素材が何であれ焼いて焦げ目をつけた料理のことを意味する言葉です。
ティラミス
ティラミスはイタリアではチーズケーキの一種として知られています。
ティラミスの語源は「tiramisu」からの外来語です。ティラミスは私を引っ張り上げてという意味。要は元気になる菓子という意味が含まれています。
ボロネーゼ
ボロネーゼ発祥の地はイタリア北部にある都市ボローニャです。
元々パスタはシンプルな料理でしたが、ボローニャの富裕層が隣接するフランスの煮込み料理「ラグー」をもとに肉や野菜、ワインなどを使用して作らせたと言われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「誰かに話せる豆知識!各料理の語源」について記事を書きました。
普段考えたことがない料理も意味を知ると一つ一つ奥が深いことが分かります。
誰かとご飯に行って食べる際など話してみると盛り上がるかもしれません。